翻訳と辞書 |
ジャハーンギール (ティムール朝) : ウィキペディア日本語版 | ジャハーンギール (ティムール朝) ジャハーンギール(1356年? - 1376年)は、ティムール朝の建国者ティムールの息子。ティムールの後継者として期待されたが、父に先立って没した。 == 系譜上の位置づけと出自 == ティムールにはジャハーンギール、ウマル・シャイフ、ミーラーン・シャー、シャー・ルフの4人の息子がいた。このうち、ミーラーン・シャーが三男、シャー・ルフが四男という点では一致しているが、ジャハーンギールとウマル・シャイフに関してはどちらが長男か次男か定かではない。これは当時の記録の記述の前後が矛盾しているからである〔川口『ティムール帝国の支配層の研究』、80頁〕。川口琢司はサラーフッディーン・ヤズディーやバーブルの記録から逆算して生年を導き出し、ウマル・シャイフを長男、ジャハーンギールを次男としている〔。 ジャハーンギールはティムールの息子の中で唯一正室から生まれた〔川口『ティムール帝国の支配層の研究』、45頁〕。母のトゥルミシュはチャガタイ・アミールの有力部族であるガンチ部出身でティムールの最初の正室であった〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジャハーンギール (ティムール朝)」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|